【予行練習説】トイレットペーパー・ティッシュ・おむつ
ちょっとだけ安心して
トイレットペーパーやティッシュペーパー、生理用品やおむつなどが、一時的に品薄となっているようですが、地域によって差がかなりあるものの、もうじき、店頭に並ぶようになりますので、ちょっとだけ安心してください。
第二波とは
しかし、そのうちに第二波が来ます。
この「第二波」という表現について、誤解のないように説明します。
今回の品薄の一件で、わたしたちが得た教訓とはなんでしょうか。
それは、「生活必需品で備蓄できるものはあらかじめ備蓄しておくこと。」です。もう何年も前から政府も地方自治体も、広報してましたよ。「備蓄してください。」と。
わたし、去年の台風15・19号の、あの災害ってね。一種の予兆とか予行であって、最後通告だったんじゃないかって思っていたんです。だから、去年の秋のうちから少しずつ少しずつ買って行って、長い時間をかけて備蓄してきました。それ以前も世の中の人からすれば備蓄している方だったと思いますけど、あの台風で一気に必要性のリアリティがハッキリしてきた。
ウィルスでなくても、地震でも、洪水でも、断水や停電だけでも、その「事」がおきてからでは備蓄は間に合いません。かならずその「事」の以前から、前もって備蓄しておかなければならないのです。
伊曾保物語(イソップ寓話)のアリとキリギリスのように、
こつこつ働いて、こつこつ備蓄してきたアリは、長い冬の季節(例えば外出できない世の中)になっても簡単には死にません。しかし、入ったら入っただけパーッとお金を使ってしまって備蓄のびの字もないようなキリギリスは、冬になったとたんに、飢え死に、凍え死にます。
去年の台風は、「もうキリギリスでは駄目なんだよ!アリのようになりなさい!」という通告だったのです。わたしはそう思えてなりません。
備蓄していない人が買占めに走ります。
備蓄していない人が高額転売されたものをフリマアプリなどから購入します。
みんなが備蓄していれば、例え転売ヤーが価格を吊り上げたとしても、見向きもしない。
だから多くの人が備蓄することを生活のデフォにするべきなんです。
備蓄を当たり前にした方が良いのです。
つまり、「第二波」っていうのはね。
必ず災害は来るっていうことです。そうでしょう?当たり前でしょう?
また近々に買占め騒動があるとか、騒動がないとかっていう話ではなくて、これから先は、もう備蓄しないで生きることは出来ないんですよっていう意味なんです。
先月に買占めがおきてから今こういうことを言われても遅いと反論されますか?
これを最後通告だと思ってください。
いま気がつけば、まだ間に合います!
一時的に品薄になっていた商品も、もうすぐ店頭に並びはじめます。その時に、一気に人々が殺到すれば混乱になるでしょう。
一呼吸おいてください。
大丈夫。
そこから、こつこつこつこつ、こつこつこつこつ、・・・・・・と、
備蓄をはじめてください。多くの人たちに、迷惑にならない範囲で備蓄に励んで欲しいのです。
備蓄上手と備蓄下手
さて、備蓄をする場合は、かならずローリングストック法にしてくださいね。
以下のリンクの中には、1週間を想定してしまってるところがありますが・・・
ローリングストック法
できることから始めよう!防災対策 第3回‐内閣府防災情報のページ : 防災情報のページ - 内閣府
4.ローリングストックについて 備蓄の心得 | トクする!防災 | 日本気象協会
食品だけでなくトイレットペーパーなども、この方法が良いです。
わたし、以前に、大量の備蓄をしようとして大失敗したことがありました。
急に一気に買いだめて備蓄しようとする方々は、実は備蓄が下手っていうことなんですね。