火事場で例えると
この時期に及んで・・いまだに・・・ウィルスがなぜ発生したのか、どこから発生したのか、などの原因部分を論じている方が大勢います。その方たちはウィルス解析の専門家なのですか？素人が何時間と無駄話しし合って、論議し合っても、本当のことなど何もわかりませんし、証明もできません。
それよりも優先的に、他にやるべきことがあるでしょう？
なにを優先すべきかが見通せないのが、いまの日本人全体の大いなる病です。
火事場の例え
いま、あなたたちの部屋に急に煙がたちこめて、どうやら火災がおきたらしいことがわかったとします。その時に・・・
「これは火災か？それともキッチンで煮物を焦がしたの？」「きっと放火だ！不審火だ！」「まだ大丈夫ね。とりあえず私のiPhoneは無事・・」「責任問題ですな」「放火で俺を殺そうとする陰謀だ」「消防は何をやっているのか？自治体は？政治家は？近所の人は気がつかないのか？」「早く逃げるべきではないですか？」「だれか！たすけて！」「どうやって逃げる？どこへ？どの方角へ？どの部屋へ？どこに逃げるところがある？」「私は化学物質アレルギーだから、煙を吸うと苦しい～助けて～」「ちょっとまてよ？これでこの部屋が火災になって焼けてしまったら俺の財産はどうなる？せっかく集めた艦コレの・・」「わたしは【逃走】と【逃避】と【避難】の定義を確認して、ツイッターに上げます」「マスクしたら大丈夫だろ？」「腰を低くして避難するって小学校で教わった～」「なぜ放火がおきたのか？」「日本の一般的な住宅は木造ですから、火のまわりは速いです。」「イルミナやフリーメーソンが放火したに違いない！」「俺だったら逃げるねｗｗ」「なんでスプリンクラーが設置されてないんだ！」
結果、あなたたちは火災に巻き込まれて、焼け死にます。
もし、あなたたちの中で生き延びた者がいたとしたら、それは【いま、あなたたちの部屋に急に煙がたちこめて～】の部分で、すぐに姿勢を低くして逃げた人だけです。
消防車を呼ぶのも、救急車を呼ぶのも、１１０番するのも、近所の人に助けを呼ぶのも、現場検証をするのも、責任者の責任を追及するのも、生き延びられたからこそです。生きているからできるのです。
いわゆるパニックが起きると「冷静になって！」と、呼びかける方がいらっしゃいます。
その呼びかけそのものは正しいと思いますが、現時点でみなさんが冷静になっているとは思えません。
この状況を例えれば・・・全員が焼死・・決定・・・ですよ。
（上から目線の文章でごめんなさい。）
