TANOROSHI

お告げ的なことを語るため緊急開設。 魔を殺し タノロシ 楽し 神おろし

【健全なる賢い備蓄】わたしの不思議な備蓄法を公開します 2

f:id:tanoroshi:20200325023244j:plain

(仮称)裏側の法則

あのマスク騒動の時(ていうか、いまだにマスク不足は続いていますが)実はわたしもマスクを探してみたんです。うちの家族があまり持っていないというから、代わりに探してあげようと思って。

その日は2020年2月8日(土曜)だったのですが、道路が混んでいましたね。どう考えてもあの自動車はマスク探しをしている人たちだったと思うわ。
あの日、わたしは2店まわって20枚のマスクを手に入れました。2月8日の時点では、ほとんどのお店でもうマスクはなかったはずなんですけど、わたしはそれでも見つけてしまったのです。

どうやってみつけたのかというと、「(仮称)裏側の法則」っていうのを使いました。(名称はいままで考えてなかったので、いま適当に考えました。そのうちちゃんと考えます。)

(仮称)裏側の法則っていうのは、簡単に言うと、品薄の商品や探し物の裏を探すということです。

前の記事で書きましたよね。団子サッカーの話。
マスクに人々が殺到している時には、その団子状の裏側や反対側の方に行ってみた方が良いのです。裏側へ行けば自然に自分の足元にボールが転がってくる・・・。
そこに宝の山があるのです。


2月8日
あの日、もし、今の時点で手に入れるとしたら正攻法のドラッグストアではないな、ホームセンターだな、と思って、近所のホームセンターへ行きました。正面がドラッグストアだとすれば、観念的な裏側がホームセンターだとその時は感じたからです。
そして、ホームセンターの売り場に到着したら、まずはふつうのサージカルマスクの売り場に直行しました。すると、棚が空っぽになっていて張り紙がベタベタ張られていました。

それを確認した後、そのホームセンターの売り場の建物の対角線上の反対側にある農薬売り場へ直行しました。この場合は建物上の裏側であり、平面図上の反対側ということになります。そうすると、農薬散布用のマスクがちゃんと置いてあったのです。そのころエアゾル感染という情報も出ていたので、霧状になった農薬までも防ぐために作られたマスクなら、ふつうのマスクより有効なんじゃないかとも思いました。
こうして法則を利用し、サージカルマスクの売り場の対角線上の裏側に、本当に在庫がありました。

農薬売り場には何の張り紙もされていなかったので、ここで10枚パックを3つ(30枚)を手に取ってレジに行ったのですが「お一人さま1点限りです」と言われて、20枚没収されてしました。その時、レジに並んでいたお客さんが一斉にわたしの方を向いて、すごい視線でしたよ(笑

「マスク」っていう単語だけで、すごい衝撃波出てました。呪うような破壊力のある視線がわたしに集まりました。

(仮称)裏側の法則を使わないから、みなさんマスクを手に入れられないのにな、と思いながらも、「これだけマスクに神経を尖らせている状況では、ちょっとしたことで批判されかねないな、危ないな」と痛感しました。
しかし、とにかく(仮称)裏側の法則を使ってマスクを10枚手に入れたことは確かです。

(ちなみにもし、上記の家族が「農薬用のマスクならいらない」と言い出したら、わたしの持っている不織布マスクと交換すればよいと思いました。たとえ科学的に否定されても、わたしならむしろ農薬用を使いたい(笑))


次に、もう1店舗寄ってみたくなりました。その時「行きたい」と思い浮かんだ店に行こうと思いました。「(仮称)裏側の法則」的に言うと、脳裏に浮かんだ・・・・脳「裏」に浮かんだ店に行ってみるという法則です(ちょっと苦しいかな?

そのお店は、小さな100円ショップでした。
お店に入ってみると、案の定、マスクの棚は空っぽになっていました。お一人様1点限りの張り紙がむなしくゆれていました。この時は、このマスクの反対側・裏側とは?と考えて、「マスク」だから「枡」+「久」だな、とダジャレ的にひもとき、枡は四角だから丸型のものを探してみようと、店内をうろうろしてみました。
すると、先ほどの空っぽのマスク売り場の棚の裏側に、ガーデニング用品の棚があり、下段に丸型の植木鉢があったのです。なんとなく気になって、しゃがんでみると、なんと!棚の奥の方にマスクらしき商品が挟まっていたのです。わたしは腕をつっこんで、そのマスクを引っ張り出してみました。すこしホコリまみれでしたが、内部まで汚れている感じではありませんでした。おそらく、マスクが並んでいた棚の奥に商品が押し込まれて何らかの原因で棚の後ろに落下して、そのままだれも気がつかない状態になっていたのでしょう。
例のごとくお一人様1点限りですから、このままこの商品をレジに持っていきました。
お店の人が「まだありましたか?」のような反応をしたので「棚の下に挟まっていましたよ。」と答えた記憶があります。

その時、他のお客さんは「マスクは売り切れた」と思い込んでいて、だれも挟まっているマスクに気がつかない。わたしは棚の下の隙間から1パック引っ張り出して、涼しい顔して10枚入りをゲット!

これで合計20枚。あの、どこのお店も空っぽになっていた状況で、無駄足なしで、十分な数を取得出来たのですから、上出来じゃありませんか。

100円ショップの時には、観念的な裏側ではなく、結局は棚の裏側だったわけですが、結果は違っていても「裏側」を探そうと思うことで、お宝を発見できることもよくあることです。そんな風に探し物の「裏側」にあたるものを考えると、その探している商品がなぜか見つかってしまうという法則こそが (仮称)裏側の法則 です。

裏側にあたるものは、その時と場合によって変わってきます。絶対にこの方法で見つかる!と断言はできません。しかし、この法則をつかってもどうしても見つからないという時には、たいてい裏側にあたるものの見当を間違ってしまったことが多いのです。例えば、店内の空間上の裏側だと踏んで探したら見つからなかったけど、実は隣の店舗にあった。とか。家から南の方角のスーパーに探しに行ったけど、実は北の方角のスーパーにはあった。とか。
・・・・ただ、こういうことを書くと

「それって最初から直観力が鋭くないとダメなんじゃない?」

と、言われてしまいそうです。でもね、だいたいの人は自分の直観力をつぶしながら生きているのですよ。

直観力の高め方

 例のマスクで言えば、直観力の弱い人が、最初の時点でホームセンターに行こうと思わないのは「とりあえず、マスクが売ってそうなお店に行ってみよう」と頭で考えてしまうから。とりあえず売っていない店に行くのは無駄足で疲れるだけでしょう? 最初に「行ってみたい店」から行けばいいのです。行ったらありそうだと思う店を優先するべきなのです。なのに、直観力の弱いタイプの人は、「手短な店から」「普段マスクをよく見る店から」「いかにもマスクが売られている店から」と考えてしまいます。
わたしの例で言えば、あの日訪れたホームセンターで、わたしが普段農薬のマスクを見ることはありません。わたしが見ないのだから他のお客さんも見ていないでしょう。そういう風に分析することもできます。でも、もっとシンプルなんです。

直観力を鋭くしたいのなら、そこに行きたいか、行きたくないか。

ただそれだけなんです。本当に。