TANOROSHI

お告げ的なことを語るため緊急開設。 魔を殺し タノロシ 楽し 神おろし

【飲食店を霊視】コロナ災害でのレストランや居酒屋は、まだ恵まれている方なのです ②

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霊視ノベル

これから話すことは「そんな素人みたいな、絵空事~」と言われるのかもしれませんが、わたしみたいな素人の霊視内容だからこそ、本当のヒントになるんじゃないかしら?
レストラン・飲食店・居酒屋関係の方だけじゃなく、このブログにたどり着いてヒントを得られた人や企業は、コロナを乗り越えることができるのではないでしょうか。


あなたは、下記のAパターンとBパターンでは、どちらの世界に生きたいですか?


Aパターン
2020年X月
新型コロナが世界中で猛威をふるい、パンデミックがおきてしまった。
日本も対岸の火事ではなくなって、自治体から飲食店の営業を自粛するように要請されることに。

厳しい飲食店業界の中で、俺の居酒屋は善戦していた。去年も前半は過去最高益を出せたし、今年は新しい支店を出そうかと考え始めた矢先だったのに。せっかく上手く行っていた店の経営が・・・。

どうするんだ。これから・・・家賃や従業員の給料も払わなければならないし、せっかく集めたバイトもクビにするか・・・・営業自粛なんてできない。でも自粛をしなければコロナは終息しないし・・・どうしたらいいんだ。

こうなったら補助金頼みだ。「生活保障をしてくれないと困る」「補助金をもっと上げろ」という声を上げるしかない!

そうしているうちに、ついに日本がロックダウンすることになってしまった。

202Y年Z月
とうとう新型コロナは終息した。
ついにこの日が来たのだ!
長い戦いだった。
まさかこれほどまでに長い時間がかかるとは思いもよらなかった。

早速、店の営業を再開することにしよう。

ところが、営業を再開しても客足は伸びない。景気が回復しないということもあるけれど、それよりもコロナの最初の頃に営業の自粛を要請された業態の中に、飲食店が含まれていたことで、多くの人に飲食店がいろいろなウイルスや細菌に感染するリスクの高い場所という印象を与えてしまった。

コロナの影響でパンデミックが終息しても潔癖な人たちが増えてしまったから、飲食店を敬遠するようになってしまったのだ。

さらに、宅飲みでオンラインで飲み会した方が、安いし、安全だし、清潔だし、楽しすぎてやめられないっていう人が増えてしまった。専用のアプリもたくさん出来た。

さらにさらに、世の中はすっかりテレワークの時代になり、会社に出社しない人、外出する必要性を感じない人、たとえ出社したとしても同僚も出社しているとは限らないから、仕事帰りにみんなで一杯ということもなくなってしまったのだった。

自分が今日はテレワークの日だったのに、神田で職場の同僚と飲み会があるからという理由でわざわざ出社したり、飲み会のためだけに神田まで行きたくない。だから、結局オンラインで飲もうよ。となるわけだ。

なんとしてもお客さんを増やさなければならない!スタッフに強引に客引きするように指示しよう!

でも飲食店を希望するバイトや従業員は、コロナ前も人材難だったけど、ますますそれに拍車がかかって本当に人材が足りない。

お客さんも少ないし、スタッフがいなくて店も回らないし、景気も悪いし、赤字経営が続いている・・・ああ、こんなことならずーっとコロナが続いて補助金もらい続けられた方が良かった~。

 

Bパターン
2020年X月
新型コロナが世界中で猛威をふるい、パンデミックがおきてしまった。
日本も対岸の火事ではなくなって、自治体から飲食店の営業を自粛するように要請されることに。

どうするんだ。これから・・・どうしたらいいんだ。

こうなったら、仕方ない!
惣菜屋としてしばらくはしのぐしかない。従業員もクビにする訳にはいかないし、家賃も払わなければいけない。何より、自粛中になじみのお客様やお得意様を失うのが怖い。
せめて宅飲みでも良いから、うちの料理を食べながらお酒を飲んで欲しい。幸いウチのスタッフも乗り気だし、ウチの料理はちょっと味に自信があるから。

従業員からアイディアを募ったら、逆にオンラインで飲み会をすすめる側に立ってみたら、という斬新なアイディアが出た。そうか、店のアカウントを作って、お客様にウチの店で飲んでいるような雰囲気を味わってもらおう。これは宣伝になるなぁ。


202Y年Z月
とうとう新型コロナは終息した。

しかし、コロナ後の飲食店業界は予想以上に苦戦することになってしまった。


でも、ウチの店は違うよ。
コロナ中にみんなでアイディアを捻り出したり、工夫しつづけた。惣菜屋として営業を続けたことが、コロナ後に実を結びはじめたんだ。

まず、常連のお客さんたちがコロナが終息して真っ先に駆けつけてくれたのが一番嬉しかったね。みんなコロナが蔓延していた時も、たまにお惣菜を買ってくれたお客さんたちだ。

ウチは、自粛やロックダウン中に店内を改装して、コロナ後に備えたからね。お店のアカウントでオンライン居酒屋をやっていた時に、お客さんからアイディアを募ったのも良かった。コロナ後にはどういう居酒屋に行きたいか、というアイディアね。

それらをヒントに、すべての座席を透明な強化ガラスで覆った個室に改装したんだ。すべての個室に外気から直接空気を取り込むように設計されている、個室の中の空気は直接、外に排出されるという仕組みだ。これなら隣の個室や店内のウイルスが入り込むことも少ないし、自分たちのウイルスを隣の個室に感染(うつ)すことも少なくなる。個室の端末でお客様が個室の空調を変えられるんだ。
そして、お客様の出入りの度に、ガラス室内が自動的に殺菌消毒される。

他の客の香水や体臭が気にならない。他の客の話し声があまり気にならない。大声で話さなくても良くなった。結構静かに飲食できる。ボタンやAIに話しかけて注文するから、細かいことも気軽に頼める。
個室のような雰囲気と、明るい開放的な雰囲気を併せ持った中間的な店で、自然に入りやすくてくつろげると評判なのだ。

もうひとつメリットがあった。タバコの分煙ができるようになったのだ。タバコ臭が残るので、どの座席でもいいわけではないが、禁煙席に喫煙席の煙が入ることは無いので、喫煙・禁煙双方のお客様に喜ばれている。

ちなみに、今までは昼間は支度中にしてたけど、テレワークの人たちのために解放したら、意外に仕事に集中できるって、これがかなり評判になってね。

ま、結局、ここまで来るまでの最大の問題は、法律だったよ。消防法とか、条例とか。
しかし、俺たちには志があるから。粘り強く行政を説得したんだ。

お客さまの中には
「考えてみれば、回転寿司だって透明の板で仕切られているのに、居酒屋やレストランが仕切られていない方が不思議だったね。」
という人も多いよ。

コロナでは、もっと酷い被害が出た業界が他にたくさんある中で、飲食店はマシだったな。食に関係するから工夫次第で生き残れたんだ。

今は、さらにこのシースルー個室の居酒屋を、ロボット化しようと思っているんだ。

厨房から料理がコンベアーで各個室に運ばれるようにし、お客様の目の前で自動的に紫外線除菌するロボット化だ。料理の味や量を個室の注文端末やAIに話しかける事で細かく指定できるようにして、お客様の要望に沿ってAIが話し相手になったりもすることも出来る様にしたいんだ。決済も電子マネーで座席から。食後にレビューを入力してもらったお客様の料金を少し割り引くサービスもするつもりだ。きっとクレームも減るだろう。

ますます人材難の世の中になってしまったけど、うちの店は平気だよ。
以前はAIで雇用が減るっていう人がいたけど、実際はそうでもないな。AIやロボットが大半のことをやってくれるから、基本的には、予約から座席の案内までAIとロボットがやってくれる。
でも、今まで忙しくて手が回らなかったことを気に掛けることが出来るようになるから、人の目や手も絶対に必要だし、何よりこういう時代に居酒屋で働きたいっていうヤツは、本当に意欲のあるヤツだからね、スタッフが少数精鋭って感じになったんだよ。




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